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福島大波地区、除染した後も放射線量再上昇!

福島大波地区、除染した後も放射線量再上昇!

今回も衝撃的な情報がありましたのでご紹介したいと思います。

私達は2011年3月11日、世界的的に見ても大規模な地震と津波被害を受けました。そして、もう一つ、絶対に忘れてはならない事故が発生しました。

福島第一原発事故」

事故当初は、世界中が、日本中が大騒ぎとなりました。しかし、何故か未だに無関心であったり現実を受け止められずにいる人と、長い先を考え、未来を考えて日常に支障がない範囲で情報を収集し適切な対応をする人と大きく分かれています。また、自分達は大丈夫、神経質すぎるとか、なったらなったで仕方ないと語ることもあります。

以前に比べて原発事故問題について報道が規制されているのか少なくなり、多くの人が過去の出来事として捉えるようになってもいるようですが、現実は想像を遥かに超える厳しい状況が日本を取り巻いています。情報が少ないから終わったものと捉えてしまう状況になってしまった日本人。今後、どのようになっていくのか・・・。


情報を提供してくださっている「正しい情報を探すブログ」の管理人さんは、以前から「除染は長期的には無意味」と指摘していたようなのですが、指摘通りの展開になってしまったようです。除染した場所の線量が次々に元に戻っているという現状が出てきました。。

以下は福島市大波地区で除染をしたが、線量が戻るという報道
福島・大波地区:「面的除染」1年 放射線量再上昇も
URL http://mainichi.jp/select/news/20121018k0000m040062000c.html

一部を引用させて頂きます-----------------------------------

ガードレールを高圧洗浄機を使って除染する作業員。「除染しても時間がたつとまた数値が上がる。何のためにやっているのか分からなくなってくる」と話していた。福島市東部の大波地区で市の「面的除染」が始まり18日で1年。空間放射線量は市の測定で漸減傾向だが、一般人の年間追加被ばく線量限度1ミリシーベルト(毎時0.23マイクロシーベルト)を超す数値が続く。市は2度目の除染を求めるものの、費用負担する国は応じていない。「高線量を我慢させるのか」。住民には不満が渦巻く。

同市大波出張所では17日、毎時0.47マイクロシーベルトを市の測定で記録した。それでも避難指示区域ではないため、住民に公的な支援はない。

 地区に住む女性(68)は身につけた個人線量計の数値を2月から毎晩記録する。1カ月単位の線量は、自宅の除染が終わった4月は226マイクロシーベルトだったが、6~8月は238、246、251マイクロシーベルトと上昇。年換算すると4月でも2.19ミリシーベルトだ。玄関前の地面では毎時3.3マイクロシーベルトに達し「下げるのは難しいのかな」と不安を募らせる。

 町会長を務める栗原俊彦さん(71)が自宅近くの側溝で測った放射線量は、3月の除染前後で毎時9マイクロシーベルト台から同2マイクロシーベルト台に低下したが8月には同10.36マイクロシーベルトに。「除染後しばらくすると上がっている」とため息をつく。

 民家に加え道路や田畑など一帯を除染する面的除染は、福島市では大波と渡利の両地区で行われた。大波では今年5月までに民家・集会所など計470戸で表土除去や高圧洗浄機での作業が終わった。側溝などの高線量について市は、周囲の森林から山あいの大波地区に、放射性物質が風雨などで移動し再汚染が起きたとみている。

 市は今春、環境省に2度目の除染を要望したが、音さたがない。市の担当者は「費用が膨らむので除染はせず、自然減を待っているのではないか」と不信感を募らせる。同省は「再汚染の可能性は否定できないが、必要性を個別に検討している」という。【深津誠】
:引用終了


「3月の除染前後で毎時9マイクロシーベルト台から同2マイクロシーベルト台に低下したが8月には同10.36マイクロシーベルトに」と、約半年で除染前の線量に戻る傾向が強いようです。これは福島だけの問題ではなく放射線汚染を受けている宮城、岩手も真剣に考えなくてはならないことです。確かに私も毎日測定をしているのですが、一時期に低下したと思っていた場所が再度上昇、あるいは更に上がっていたりしています。思い当たる点が多数あります。



URL http://youtu.be/q_3HxWckb1Q


かつて、チェルノブイリ事故で除染作業に携わった方も言っていますが、除染というのは施設などの人工物や一定の範囲内でしか効果がなく、町のような広範囲では人員や資金、機材的な問題から継続するのはほぼ困難であると述べています。

☆「除染は無駄」―ウクライナ専門家
URL http://freeride7.blog82.fc2.com/blog-entry-2269.html
引用:
みんなの党の柿沢衆議院議員は震災復興特別委としてIAEA訪問・チェルノブイリ視察しました。そこで当時非常事態省副大臣だったプリステル氏が「私達の間違いを繰り返すべきでない」とし、除染は無意味だったと告げていたそうです。

プリステル氏が指摘する3つの間違い

1.除染は無意味 子供は川、山で遊ぶ
 地域の除染について、プリステル氏は「社会的に安心を与えるために除染するのかもしれないが、内部被曝のほうが大きな問題」と警告した。

 除染は意味がないということか、と訊ねる柿沢議員に対しては、「子どもは川で遊ぶ、山で遊ぶ。それを軍隊を出して全部は除染できない。だから立入禁止区域がある」と答えた。

2.食品の基準値にも疑問
 日本政府が基準値としている食物500Bq/kg、飲用物200Bq/kgという一律の数値について、プリステル氏は「不可解な値。同じ100Bq/kgでも大人のワインと乳児のミルクでは違う考慮が必要だ」と述べ、見直しの必要を語った。

単純に汚染度合いで決めるのも間違い
 プリステル氏はさらに農地としての使用についても土壌汚染の数値だけで決めるのは間違いだと指摘した。土質や草に影響されるため、汚染度が同じでも、牛肉や牛乳の汚染レベルは40倍も異なったという。

居住の判断についても「ウクライナでは当初30km圏内に大量の兵隊と巨額の費用を投じて除染を行ったが、それは無駄だった。私たちの間違いを繰り返すべきではない」と語っている。





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また、1986年に発生したチェルノブイリ原発事故。その後急増した小児の甲状腺がん患者を5年半にわたり、医師としてベラルーシ現地で治療や医療支援に当たったのが、長野県松本市の菅谷昭(すげのや・あきら)市長だ。菅谷市長は今年7月下旬にベラルーシを訪問し、26年経った現地の様子を調査した内容を報告しています。

☆26年経っても原発事故被害は現在進行形――菅谷昭・松本市長/医師に聞く
URL http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121009-00000002-toyo-bus_all

その中で、次の会話があります。

除染に過度な期待は禁物
――日本政府は汚染地区の除染に力を入れて、住民の帰還を目指しています。

 政府としてそのような対策を取るのは理解できる。だが、ベラルーシで除染について聞いてみると、「われわれも事故当初、除染は相当やったし、カネもかけたが……」と「結果的には無理」ということを言いたそうだった。除染をしても、森林地帯の木の枝や葉っぱなどで放射線量が戻り、イタチごっこに陥ってしまったようだ。地面を掘り返しても、時の経過とともに放射線量は元に戻るとのことだった。

 現在、汚染地域では除染はやっていないとのこと。これは、日本にもそのまま当てはまるのではないだろうか。もちろん、やらないよりやったほうがいいとは思うが、日本には過度の期待があるように思える。ベラルーシで日本の除染計画について紹介したら、「そのような高汚染地区でなぜ除染をやるのか」という口ぶりだった。

■低濃度汚染地区でも子どもたちの免疫低下が深刻

――日本では放射能の影響において、子どもたちの健康問題にも強い関心があります。

 現地でもそれは変わらない。低濃度汚染地区のモーズリ市を訪れた。ここには今年の春、日本に来て公演してくれた民族舞踊団の子どもたちがおり、再会してきた。また、子どもたちの親にも会った。親たちは「子どもたちの免疫機能が低下している。風邪などひきやすく、また治りにくい」と嘆いていた。「食事など気をつけてはいるのだが……」とは言っていたが。また、民族舞踊団の練習も「子どもたちの体力が明らかに落ちており、長時間の練習がしづらくなっている」とのこと。検査で免疫機能が落ちていることがはっきりしている。また、子どもたちは10~15歳で、事故から10年以上経って生まれた子どもたちだ。それでも、子どもたちの健康にこれほどの影響が出ていることには注意すべきだろう。


今の事だけを考えるのは理解できますが、お子さんを持っているご家族、あるいはこれから結婚を考え子供を産みたいと考えている女性は、これからの子供の運命を決める大きな責任があるということも意識しなくてはならないのです。もちろん、男性も同様ですが・・。水を変えただけでも内部被ばくは対処している人としていない人では大きな違いがあります。

福島原発からは未だに毎日2億4000万ベクレルもの放射能が放出されています。
終わったものではありません。現在進行形のものであり、これから人生と共に受け止めていかなくてはならない大事件だったということを忘れてはいけないのではないでしょうか。

確かに除染をしてもキリはないかもしれないけど、するしないでは多少なり違うと思います。お風呂で余ったお湯を玄関に撒いたり、台所で余った水を撒いたり、洗濯物を入れる時は叩いたり、線量の高い川や山に連れて行かないようにしたり。。今では数多くの施設などでもお客様を御もてなしするために除染をして公開している企業もあります。


正しい情報を探すブログ」様から引用させて頂きました

心から感謝致します。




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コメント

コメントがありません。

  • 今川
  • URL
国も動きましたね

環境省が除染費用の削減を福島県に命令したそうですね。確かに効果が薄いだろうと言われていた屋根と壁の洗浄は省略されるそうです。二本松市では既に洗浄省略。福島市も今回から壁の除染は行わないそうです。屋根も次年度発注分から省略大。これからは自分達一人一人が個々に対策していかなくてはならないようになりますよね。だから、早崎公の情報は大切だと思いますよ。

  • 仙台藩伊達君
  • URL
矛盾してる

ガチャさんの行ってること凄く分かるよ!被爆から子供を守るとか給食がって騒ぐ癖、除染されてない山、川、公園で遊ばせてるよね。矛盾してるよね~

  • マダムガチャ
  • URL
気をつけます

内部被爆が問題なんですね。公園(あらお公園)なんか除染してないのに平気で遊ばせてるママ達を見ましたが大丈夫なんだろうかと心配です。改めて勉強になりました

  • 名無しさん
  • URL

他人ごとではないですね

  • 岩手藤原門番
  • URL
これは…

前回に続きありがとうございますm(__)m改めて気持ちを引き締めなくてはと思いました。線量が高い地域だけの問題ではありませんからね。チェルノブイリより発症が早いとは深刻ですよね

  • 吉助
  • URL
大丈夫?

このサイト大丈夫なの?更新して直ぐ書き込みってコピペでないかい?名前もないで無料でって。危ないな~。

それはさておき、今回も貴重な情報ありがとうございます。各地でキノコや大豆までもが出荷制限されているのに無視する個人や業者は、どう考えてんだろうと思っていた時だったので。

  • 名無しさん
  • URL

ブログ拝見させていただきました。大変ためになる文章でした
私のブログでも活用させていただきます。
http://blog.with2.net/link.php?1428106...←をクリックすると無料でいいことがありますよ。まぁそれはいいとしてもしよければ相互リンク見たいのができたらなと思っています。返事お待ちしてます。

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