第24回 「戸惑いの上洛」
天正14年(1586年)5月、景勝(北村一輝)率いる上杉軍4千は上洛の途についた。
途中、加賀で秀吉(笹野高史)の重臣・前田利家(宇津井健)の出迎えを受ける。
利家は、京では辛抱するよう景勝に助言する。
翌月、上杉軍は京に入った。宿所には、千利休(神山繁)の娘・お涼(木村佳乃)が
世話役として控えていた。お涼は秀吉への献上品である太刀を物足りないと断じ、
秀吉を喜ばせるため、太刀袋を金襴にするよう兼続(妻夫木聡)に助言。大坂城
での対面に備える。
秀吉との対面の日。狙い通り、金襴の太刀袋に喜ぶ秀吉だったが、刀より金をとる秀吉に、
景勝は幻滅する。秀吉との対面が済むと休む間もなく、北政所(富司純子)や重臣たちへの
挨拶回りが待っていた。
夜、疲れきって大坂の宿所に戻った景勝を、秀吉の重臣・福島正則(石原良純)が酒宴に誘う。
正則は二人を帰そうとしない。見かねたお涼がとりなすが、正則は取り合わず、
ついにけんかになり、お涼は正則を投げ飛ばす。お涼の活躍に感心した兼続は素直に
そのことを伝えると、お涼は兼続を好きになったと告げる。
翌日、さらに重臣たちからの招待を受けるが、自分のしていることに疑問を持った景勝は
拒否する。兼続が必死に説得しているそのとき、ついに景勝が倒れてしまう。
ここで、千利休にちょっと注目です。天正十九年(1591年)2月28日、大名をしのぐほどの
権威を持っていた茶の湯の大家・千利休が秀吉から切腹を命じられ、自害に至っています。
この自害は切腹とも、また、茶室にて、自ら切腹し腸や内臓を引き出し、吊るしたとも・・・。
余程の悔しさがあっての行動だったのかもしれません。一般的に切腹をすると、かなりの
激痛と痺れとともに、神経麻痺、そして、気を消失すると言われていますが、もし、単なる
斬首ではなかったとしたら・・・とても恐ろしい死に様となりますね。
まさに、怨霊、呪い、憤りが残る自害となります。私には本当のところはわかりませんが、
茶で生き、茶により生涯を閉じられた千利休とは、奥深いように思えます。
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コメント
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今回…いや、この頃日曜日に見なくなってしまって時間があれば再放送を見る形(*_*)なんかパァーとしないんですよね…天地人。風林火山、篤姫は見てたのに…。千利休根性ありますよね!さすが影の支配者!